はじめに  

アジアマイルチャレンジのご紹介

「金が金を呼ぶ」、あるいはそのような古い諺があります。しかしそれは驚くようなことではなくなりました。というのも、それは史上最高賞金のシリーズ競走である2007アジアマイルチャレンジが、昨今の最も高額な種牡馬取引に貢献し、またネットジェッツブリーダーズカップマイルとの1億円ボーナスという提携にもつながったからです。

過去3回行われたアジアマイルチャレンジですが、2008年も2007年同様に賞金総額約1250万米ドル(約14億3千万円)となっています。2005年の創設以来、これまで施行した延べ10競走中7競走をアジアマイルチャレンジ創設国の香港(4勝)と日本(3勝)が優勝し、次いでオーストラリア馬が地元のフューチュリティステークスを2度死守し、残る1勝はアジア競馬連盟以外からの参戦馬デビッドジュニアが2006ドバイデューティーフリーで優勝しています。

アクアダモーレは過去4度G1競走での入着がありましたが、G1優勝はありませんでした。しかし、現役最後のシーズンとなった2007フューチュリティステークスでついに念願のG1勝利を収めたのです。その後引退しデインヒルの血を受け継ぐG1馬として繁殖牝馬となりました。近い将来アクアダモーレの子孫達がセールの舞台に上がり、きっと脚光を浴びることでしょう。

種牡馬価値で言えば、ダーレーグループは賞金総額500万米ドル(約5億7千万円)のドバイデューティーフリーを優勝したアドマイヤムーンを、伝えられるところによると約3300万米ドル(約38億円)で購入しました。その後アドマイヤムーンは宝塚記念を優勝し、2007年8月に発表されたワールドリーディングホースではトップ5にランクインしました。

日本の安田記念では、前走ドバイデューティーフリー3着のダイワメジャーが内側で粘るコンゴウリキシオーをゴール直前で差して、自身4つめのG1タイトルを勝ち取りました。

香港馬ブリッシュラックは、アジアマイルチャレンジを通算3勝し、2006年にはチャンピオンズマイルと安田記念を制して、100万米ドル(約1億1千万円)のボーナスを手に入れ喝采を浴びました。2007年のチャンピオンズマイルでは、エイブルワ