はじめに  

アジアマイルチャレンジ

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2006年、世界のトップマイラーが、歴史上、世界最高賞金のシリーズ競走となるこのアジアマイルチャレンジ(AMC)に挑戦します。

創設メンバーである香港と日本の競走に加え、2006年はオーストラリアとドバイのGI競走が新たに参加することとなり、合計4カ国・地域で行われます。アジア地域を舞台とするマイルシリーズは、全世界の馬に門戸が開かれ、その賞金は総額1,260万米ドル(約14億4,900万円、US$1=115円で計算)となります。

AMCは、競馬の根幹距離のマイル競走で、世界のトップホースが素晴らしい競馬場に集結して競い合うための最高の舞台を提供します。AMCは3ヶ月間に4競走が施行され、「輸送と検疫」というハンデが伴うために、海外からの参戦馬にとっては克服しなければならない課題が多いことは明らかです。しかしそれ故に、AMCはアジアにおける文化の、またスポーツの拠点として、その名声を「最高峰のシリーズ」として世界に知らしめるのです。

アジア競馬連盟(ARF)の主要4カ国で構成される「拡大アジアマイルチャレンジ」は、競馬の国際化が進む中、最も重要な発展を遂げている、アジア地域の競馬の質の高さを披露する理想的なショーケースとなるでしょう。

総賞金額:約1,260万米ドル(約14億4,900万円)

アジアマイルチャレンジは、世界最強のマイラーを決定する国際シリーズを行うことを目的として、2005年に日本中央競馬会(JRA)と香港ジョッキークラブ(HKJC)によって創設されました。このシリーズは、元々、ARFが各主催団体に対してシリーズ競走の創設を提案しており、それに応える形ではじまったものです。先ず、JRAとHKJCが共同で当該シリーズを創設し、今や、他国の主催者も参加する新たな段階を迎えるに至りました。世界の最強マイラーの参戦を促すため、2005年は香港のチャンピオンズマイルと日本の安田記念を連覇した馬に対して100万米ドル(約1億1,500万円)のボーナスが用意されました。

2005年のチャンピオンズマイルは国際的に大変注目された競走となりました。というのも「世界最強スプリンター」のサイレントウィットネス号が初のマイル戦に挑戦することになり、同馬に挑戦するためにオーストラリア、日本そしてイギリスからの参戦馬があったためです。そこで新たな歴史の1ページが加えられました。地元のチャンピオンマイラーであるブリッシュラック号サイレントウィットネス号に競り勝ち、サイレンとウイットネス号は18戦目にして初めて敗れたのです。

この二頭と同レース4着のボウマンズクロッシング号は安田記念に挑戦しましたが、サイレントウィットネス号は最後の直線で日本のアサクサデンエン号に捕まり、スイープトウショウ号に続く僅差の3着、またブリッシュラック号は4着でした。

2006年、アジアマイルチャレンジはオーストラリア、ドバイの参加を得て拡大することとなりま